【鋼の錬金術師】 24 〜任務は敵のシリをトル事!〜
「…って、せめぇよ!!」
汽車が走り出してまもなく、エドが悲鳴を上げた。
向かい合う席に座っているのだが、エドの隣にアームストロング少佐。
その向かいにあたしが座ってる。
アルは…羊たちと共に…。
それにしても相変わらずの座り心地。
悪ィ…。
「つまりませんな」
「は?」
エドの機嫌激悪ッ!!!
「1つ、しりとりでもしますかな」
「しりとりだぁ!!??」
「うむ」
鷹揚に頷く少佐。
「この年になってまでしりとりかよ…」
エド、初めて意見が合ったね。
「でも暇であろう?」
「う…」
そこで黙るなエド!!
頑張れエド!!
「殿はどうだ?」
ズズイ!!
ひぃっ!!!
近いっすよ、少佐!!
「…べ、別に良いわよ」
一瞬、少佐の顔が怖かった…。
一種のR指定でした…。
この攻撃に大佐もやられたんだな…。
「う…まで何言ってんだよ?」
「観念してやろうではないか」
「…そうだよエド、楽しそうじゃない」
「…言葉に潤いが無かったぞ、」
う…
少佐、少佐が怖いよ〜。涙。
アル助けて〜…
し、しかしここは腹をくくっていくしかない!!!
「さてはエド、あたしに勝つ自信が無いのね?」
「はぁ?」
「あたしはエドを立てようと思って遠慮してたのに…」
「余計なお世話だ!」
「遠慮するほどでもなかったわね、ちっさい男…エド」
プッ。
と笑いを添えれば完璧★
「やってやろーじゃねぇか!!!!」
誰が小さいだ、とエドがプンプンしながら言った。
ホラ、墜ちた★
「それでは我輩から…錬金術」
「それじゃ俺な。…つ?…つまさき?」
微妙ー…
「なっ、何だよ、文句あんのか!?」
「無いよ、そんな顔を真っ赤にして怒る事ないじゃないかい、ハニー」
「誰がハニーだ!!次はお前だぜ、。きだ!」
「…きつつき」
「筋肉(盛ッ!!)」
言うと思ったよ。
何て、かなり期待してたんだけどね。
どんだけ素敵なんだ、少佐。
「く…草」
凡庸だな、エド…。
「何だよ、文句あ「サクラ」
「ラクダ」
「だるま」
…。
ラチがあかねぇ!!!
「順番替えましょうよ、少佐」
「そうだな、では逆廻りにしようではないか」
再び始まる静かな戦い。
「まる」
あたし、エド、少佐、の順。
「ルーレット」
「時計」
「インコ」
「コンドル」
「ルビー」
「微生物」
「誰が微生物並に小さいだってぇええええ!?」
あ、触覚伸びた。
「誰もんな事言ってないって…気にし過ぎだよ」
「うるせぇ!…月」
「筋力」
筋肉と一緒じゃないんですか!?
「首っ丈」
「ケイ素」
「空」
「ラクトース」
「水酸化ナトリウム」
「虫」
な、何か速くないっすか!?
次はあたしよね!?
「シカ!」
「カバ!」
「爆弾魔」
「豆!」
「つぶ!!」
「って誰がだぁぁあぁぁぁああ!!!!」
エド、ツッコミ速ぁ!!
「何よ、自分で言ったんじゃない…」
「エド殿の負けですな」
「そうね」
「罰ゲームどうしますかな?」
「罰ゲームなんてあんのかよ!?」
「当たり前じゃない…」
あぁ…エドにあんな事やこんな事をさせたい…←それこそR指定です。
「殿、どうしますかな?」
「そうねぇ…」
まぁ待ちたまえよ!!
あぁ、あたしの頭の中ピンク1色だわ☆
どれにしようかな〜♪
「…危ねぇ笑いは止めろ…」
「あれは…ドクターマルコー!!」
え!?
本編入りっすか!?
そんなのアリぃぃぃぃ???
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無意味な24話のできあがり。
次はマルコー氏の所。
ラスト姉さん出しますヨー☆